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2019.02/16(Sat)

テンカイまではまだとおく 

1月末から2月初めまで、イタリアに一人旅行してきました。
海外に一人で行くのは初めてでしたが、意外と日本でいる時と変わらない感覚であちこち行けるものでした。
自分が普段から警戒しすぎなだけなのか…?
自分の判断次第でどう動いてもいいという自由度が癖になりそうでした。
一次創作の方でまた旅行メモをまとめるつもりなので、できたらまたこちらでも書こうと思います。


ゼルダの伝説夢をみる島がリメイク!予想してなかっただけに驚きでした。
しかも3DSじゃなくてSwitchなんですね。ミニチュアのおもちゃを眺めているようなこの画面…なるほど。
「新しく生まれ変わる本作にどうぞご期待ください」…
純粋なリメイクなのか、神々のトライフォース2のようにリメイクと見せかけた新作なのかわかりませんが、あのドット絵ゆえの制限された表現がいい味を出していたと思われる演出の数々はどうなるのか、気になります。


sea_of_sky.jpg

それとは別に関係ない問わず語りですが。
横スクロールゲームを見ると、「伝説のスタフィー」シリーズはどこへ行ってしまったのだろうか…とよく思い出します。
自分が小学生だった頃のゲームなので、もはやレトロゲームといってもいいのかもしれません。
最後作は2008年に出た5で、それ以来新作は作られていません。
それまでは2年毎くらいに新作が発表されていたにも関わらずです。

理由はなんとなく察しはつきます。
世にいくらでもある横スクロール型ゲームの中で、特にこれといった目新しい要素もなかったため、わざわざ今開発する意味がないと判断されたんだろうということ。
GBAで出た3作は正当に新要素が増えていっていたが、新ハードDSに合わせるために無駄に3DCGの仕掛けを取り入れなければならなくなり、迷走したのであろうこと。
実際4でのシステムは難易度を下げすぎることになり、5では謎のパペット風公式イラストが採用されて世界観がよくわからなくなっていた。
あれは何のためだったのでしょうか…そんな部分で奇をてらう必要はなかったはず。
GBAの雰囲気をそのまま継続してくれればよかったのに…というのはGBA版が好きなだけの素人考えかもしれませんが。
5で初めて海外に輸出もされたのでしたが、わざわざパペット風にされたキャライラストが特に可愛くもなく(これ重要問題だと思う)、スマブラにアシストキャラとしてちょっと顔出しできるようになった程度の結果にしかならなかったという結末に終わってしまったのは残念でした。
あのドット絵とBGMとかすかに関西ノリが入ったネタに世界観、珍しいアニメCMに主題歌、独特の塗りが上品な感じの公式イラストが好きだった者としては、なんとかシリーズを復活してもらえないものかと思い続けています…。




そんなことを考えながら3DSでVCを眺めていたら、海が舞台の横スクロールを見つけて気になり、買ってみました。
Ecco the Dolphin」(1992)です。元はメガドライブで出ていたようですね。
グラフィックはドットながらリアル調で、イルカが主人公のシリーズです。
90年代〜00年代ってイルカがすごく流行っていた印象がある。
プレイしてみると操作やシステムが難しいと評判だった理由がすぐ感じられましたが、こういうのがあったんだなと気になり、任天堂機に移植されていない続編についても情報を集めてみていました。
そしてYouTubeで最後作「Ecco the Dolphin Defender of the Future」のプレイ動画をずっと追って見たのでした。
横スクロールから3人称視点3DCGになっている!グラフィックは時代を感じるが悪くない!そしてBGMがすごい良くないか!
ストーリーはシリーズ通してなかなかのぶっとび具合ですが、ゲームシステム変更がありながらも同一シリーズ感を残していて、いい落とし所を見つけているように思われました。難易度は相変わらずのようですが、ハードが手元にあったらやってみたいくらい。
アトランティスとか遺跡とか海底神殿とか…好きですこういうのな!



この「Hanging Waters」というステージを見て、スタフィーの「そらの海」ステージなんかを3DCGでやったらまさにこんな感じだったろうなと思ったのでした。
もしもスタフィーの新作が開発されるとしたら、可能性ある選択肢の一つにこの方向性があるのではないか…とちょっと思ったものの、エコーザドルフィンのようにスピード感を売りにしているわけではないからやっぱり無理か。
せめてGBA版の3作を携帯機のVCに追加してほしいものです。まだカセットの電池は残っているのだろうか。
今Switchにおいても極めてクラシックな横スクロールでありながらキャラクターや世界観の魅力で押し切っている作品が普通にあるのを見ると、無理に新しいことしなくていいからもう一度あのシリーズを見たいなとも思うのでした。
EDIT  |  17:23 |  ゲーム  | TB(0)  | CM(1) | Top↑
2019.01/16(Wed)

ひなをつれたるわたりどり 

following.jpg

MIDIページにメトロイド サムスリターンズ「ベビーメトロイド」追加しました。
メトロイド サムスリターンズ100%クリアの記念に。
ずっと昔にメトロイド2でのベビーメトロイドの耳コピBGMも作ったことがあったので、今作でのリメイク仕様がどうなっているか密かに楽しみにしながら進めていたのでした。
ここにも圧縮版mp3を置いておきます。せっかくなのでGB音源版と一緒に。

♪サムスリターンズ版(3DS)

♪Return of Samus版(GB)

同じ短いメロディーの繰り返しからなる曲ですが、耳コピのために何度も聴いていると工夫が詰まったBGMだなと感じました。
音がしきりに左右に振れるのはサムスの周りを漂っている様子の表現だろうし、バックでずっと鳴っている不思議な音は赤ん坊の泣き声のようにも思われます。
かすかにクイーンメトロイド戦のBGMの最初の方に流れるメロディーが混じっていたりするのも、Other Mで判明した事実の伏線っぽくて趣深い。
今回は一部のパーカッション以外全部Logic音源で作ってみました。膨大な音源ライブラリの海で少しでも似ている音を探すのが何より大変だった…。
ループ仕様にするつもりでしたが、曲の終わりを自動的にいい感じに処理してくれていたのでそのままにしておきました。
再現しきれていないので、ぜひプレイして原曲も聴いていただきたい。


更新ついでに、変な切り口からの感想のようなメモを残す。
メトロイドシリーズにおいて自分が面白いと思っているのは、デザインや舞台やゲーム性などは極めて男性的と判断されやすい世界観設定にも関わらず、物語としては♀…というか「母」的な要素の存在感が強いところです。
(他にもSF要素や生物学要素など興味深い分野は色々あるけれども、自分がそんなことを語ると知識不足のボロが出るのでやめとこう)
マザーブレインをはじめクイーンメトロイド、MB、SA-X、メトロイドプライム/ダークサムスetc.…真打ポジションの敵役の♀率が高い。
よくよく登場する♂のリドリーは二つ目ポジションに過ぎないという。(例外もありますが)
プライムシリーズを除く本編のストーリーは、超超超意訳した感じでいくと、
リドリー(両親・義父の仇)とマザーブレイン(悪い義母)を討つ
→打倒クイーンメトロイドからのベビーメトロイド(義娘)との出会い
→ベビーメトロイド(義娘)との死別、その仇であるマザーブレインを討つ
→失意が癒えきらない中、アダム(義父)との死別、別の義母娘(MB)の死別を見届ける
→間接的にベビーメトロイド(義娘)に助けられる、ダチョラ・エテコーン(友人?)、アダム(義父)との再会

という風にも見ることができるのではないでしょうか(雑すぎ)。
こう見ると、グレイヴォイスとアダムのような義父的な人間の登場があるのに対し、さらに漫画版内でも実父の描写に対し、実母やそれに代わるものの存在感が異様に薄いのが気になる。
悪い義母マザーブレインと健気な義娘ベビーメトロイドの間にいるサムスが、空席だった母親役の影を背負っていると見ることもできる…?
成長とともにドラゴンのような姿になっていくメトロイドの母親であるクイーンメトロイドを倒してベビーメトロイドと出会うのは、フロイトの「ドラゴンを倒して姫を救い出す=母親を倒して伴侶を得るメタファー説」にも通じそうで、主人公の両性具有的立ち位置もイメージさせて面白いところ。(フロイトの説は全体的に偏見に満ち満ちているのでもはや信憑性は無いと考えていますが)
何が言いたいのやらよくわからなくなってきましたが、サムスの波乱万丈人生における非人間生物の割合が大きく、また種族入り混じる複雑な親娘劇のような関係性が面白く、独特なように感じられるという感想でした。

でも、キャラクターが♀であるからといって「母性」という実際曖昧なものを安易に混ぜ込まないように注意してほしいというのは強く思うところです。Other Mで引っかかったのはそこだ。
ジェンダー関連のデリケートな話題に関しては、現在の任天堂はまだ慎重な方だと思っているのでそこまで心配はしていないものの、日本は母性神話が根強い社会だという感触があるので警戒してしまう。
今作でサムスがベビーメトロイドと遭遇した状況が詳しく描写されたわけですが、あのシーンの表現はとてもよかったと思いました。
安直に主人公が女で母性が云々〜というよりは、「今の自分とベビーメトロイドの置かれた状況は、かつてのリドリーと自分のそれである(漫画版参照)」と理解したから殺処分するのをやめたという意思が、一瞬挿入されるバイザー越しの視点から感じられるものでした。セリフやモノローグが一切無いのもいとをかし。
出会った後どこにでもついてくる・一緒に探索できるのが愉快可愛いし、その後の予想外の共闘は熱かった!
Other MでのPTSD描写を怪訝に感じていたので、リドリースレイヤーと呼ぶべき迷いのない殺陣に安心もしました…(笑)
今作によって、以降のタイトルのストーリーに十分な説得力が与えられたのではないでしょうか。
人におすすめしたい良作でした。

しかし、メトロイドシリーズにはゼルダの伝説のように設定集や資料集がないので、本編である無印(ゼロミッション)、2(サムスリターンズ)、スーパーメトロイド、Other M、フュージョンをプレイしても、さらに外伝とされるメトロイドプライムシリーズを一通りクリアしても、世界観設定や物語の全貌をつかむのが結構難しいシリーズなのではないかと思います。
自分も、かなり重要な参考資料であるらしい漫画版メトロイドは公式サイトで公開されていた分しか読めていないので、Metroid Wikiメトペディアから補完している状態です。
フュージョンやOther Mは例外ながら、ゲーム内では多くを語らないスタイルで、設定についてはほのめかし程度の表現が多いこともシリーズへのとっつきにくさを強めている理由なのでしょうが、あまりにももったいないと思いますね…。
それでいてどのシリーズにも言えることですが、スマブラで雑めな核心ネタバレテロを食らうことになるのはやるせなさすぎる!
その上本編のストーリーを知られないままキャラ崩壊のお色気担当にされたりするのは失礼すぎる。
原作厨っぽくなってきたのでこの辺にしときますが、間口を広げるとまではいかずとも、ハイラルヒストリア的な資料集くらいは出してもらえたらいいのになーと常々思います。

ついでに今後メトロイドに、時系列的にフュージョン以後の話が語られることはあるのだろうかということも感じます…
今思えばあそこで物語を閉じるのが綺麗すぎて、もうフュージョンに至るまでの間を描くことしかできないのではないだろうかという。
こんな素人感想を裏切って発表されまくったとすれば願ってもないことですが。
ともかく今はメトロイドプライム4を心待ちにするのみ。


弟から紹介されたMAD。ニコニコ動画のアカウント持ってないのでYouTubeより。
ファン精神に溢れていて結果的に宣伝効果もあるいい作品。声出して笑いました。


ところで、今作でのサムスのバイザーの形が特徴的なのが気になっていたのですが(普段がT字型なのに対しY字型)、YouTube上でこのサムネイルの並びを見ておやと思ったのが
thumbnails.png
バイザーがクチバシっぽく見えるということでした。
つまりこういうことだ。↓
birdfaced.jpg

今もChozoとかで検索すると出てくるであろうフュージョンでの設定画の中にも、パワードスーツのフォルムは鳥人族の戦士の鎧を模しているというのは明記してあったので普通にその線はあるのかもしれませんが。
ベビーメトロイドの刷り込み反応とかからもそこはかとない鳥類っぽさが醸し出されているので、親鳥サムスとしての今作のデザインだったら面白いなと思ったのでした。
EDIT  |  20:18 |  ゲーム  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.01/03(Thu)

またあたらしいとしがきて 

夜明けの流星

明けましておめでとうございます。
2018年は自分の生活環境が大きく変わり、更新が止まっていたこのサイトもまた再開させていきたいと思うようになりました。
あまり時事ネタに乗ることはできないかもしれませんが、ゲームを見たり遊んだりしてちょっと考えたことを覚え書きにしておこうというくらいのノリで今年も更新を続けていければと思います。
最低でも月1回更新くらいはキープしていきたいところ!
耳コピ曲作り熱も復活しつつあるので、そちらもまた増やしていければいいなと思っています。

今回は取り急ぎご挨拶まで。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
EDIT  |  22:32 |  日常  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2018.12/04(Tue)

あやひとときのいこいをば 

MIDIページに任天童子「都の宴」追加しました。
mp3形式なので一応ここにも置いておきます。というより、もう今時スマートフォン視聴用にここに置いていく方が親切なのかも?
本部のmidi再生方法問題が解決してもしなくても、新しく作った耳コピはアップロード容量制限がクリアできる限りはブログにも上げていくことにしようかね…?

♪都の宴

やはり弦楽器はLogicの音源の方が良かったので、SSW録音のものと合成しました。
雅楽の楽器音源なんてなかったので別の楽器で代用してあるのですが、意外とそれっぽく聞こえるように感じるのでよかった。
魔楼閣探索の安全地帯、全回復イベントのBGMでした。
…どうせならもうちょっと寝かせて、年始に上げた方が雰囲気的にちょうどよかったか…⁉︎

蔵部景品

なぜ今急になつかしのクラブニンテンドー景品ソフトの任天童子なのかというと、先日なんとなく途中で放置していたのを見つけてプレイしたらハマり、エンディングを見たからです。
ゲームシステムがよくできているのと、世界観演出が巧みなのとで、限られた人しか遊べない景品ソフトで終わるのはもったいないと思う作品でした。
遊びが先か世界観が先か、おそらく前者なんでしょうが、任天堂という社名を活かした遊びにストーリー、京都という地の利、目に見えない悪霊の間をかいくぐる陰陽師とそれを加護する四属性の四神…などなど、これ以上にはまる設定はないんじゃないかと感心してしまいます。
仕事の企画で、すでに遊び部分は完成しているボードゲームにどういうガワを着せるか考えるのをやったことがあるのですが、これが予想外に難しかったのです。結局なじみのない遊びを人が手に取るときの決め手はビジュアルが強いので、興味を引くような魅力的な世界観を提示しなければならず。
DSソフトゆえのグラフィックの粗さが気にならないくらいによくできたBGMに効果音、スタッフに振り付け指導までいる主人公の身のこなしとか、まさに運を天に任せるしかない状況が発生するスリルとか、良作でした。
独特のシステムのためにムービーをスキップさせづらいとか、持ち物の把握と整理がしづらいとかの気になる点ももちろんあるものの、自分は音楽と世界観が良ければそこそこ許してしまえるタイプなのでね…。


最近はその他にも、途中で放置していたゲーム色々に手をつけだしていました。
前回書いた名探偵ピカチュウは買ったと思っていたのですが、体験版相当の2016年版をダウンロードしていただけの勘違いでした!
でもそれで遊べる3章までは終わりました。おっさんピカチュウこれ絶対○○○○じゃん…
なんとなくアナザーコードを思い出しました。懐かしい。ああいう捜索ドラマっぽい話がわりと好きなのでこれにも期待できそうな感じがしました。
続きが気になるので製品版もやろうかと思うのですが、聞いた話ではどうも本当に知りたい謎はそっちでも解決しないままらしい…?
それに2016年のも有料だったような覚えがあるのに二重で支払いをすることになるのか…?
映画版公開後に続編を出すつもりなのかどうかわかりませんが、タイミングを見てプレイするつもりです。

そして同じく途中で放置していた3DSのメトロイド サムスリターンズもクリアしました。
これもよくできていた…原作(メトロイド2)はプレイ動画をかいつまんで見た程度の知識でしたが、リメイク具合や追加要素が良いし、新規の終盤の演出には燃えました。
これについてはちょっと感想をまとめたいので、後日記事を分けて書こうと思います。


さて…もうスマブラが発売されてしまいますね。ああ年の瀬感!
これも上で書いたようなマイペース進めになるかもしれませんが、予約したので発売日には手元にあることでしょう。
書こうと考えている感想ネタのストックが複数ありますが、ソフトの発売日とかもはや関係なく、気分が乗って形になった順に上げていこうと思います。

いつも拍手どうもありがとうございます!おかげさまでいい感じにモチベートされています。
じゃんだら琳さん、コメントありがとうございました!返信はブログの方でさせていただきますね^^
EDIT  |  19:31 |  ゲーム  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2018.11/15(Thu)

かれはピカッとひらめいた 

detective_p.jpg

ハリウッド映画「名探偵ピカチュウ」の予告編を見て、つい感想を書きたくなったので…。
以前何かの記事でハリウッドで制作決定というのを見たのは覚えていましたが、いざ目にするとインパクト強すぎて笑ってしまいます。
個人的には期待できると感じました!以下良いと思ったことなど。


1.ポケモンの造形解釈
まずはピカチュウに違和感がない。
目や体型はウサギっぽく、造形に説得力がありながらも普通にピカチュウだとわかる。
齧歯目らしい口元に、白目があったり腹が少し白っぽいのも、哺乳類的にリアルで良いと思いました。

自分は従来のポケモンの3DCGの中では、ポッ拳のものがまだ一番リアルチックに作られていると思っていますが、それでもどこまでいっても目鼻の形はイラストを忠実再現、ベースとなるモデリングはつるっとした原作遵守のままというところにマンネリを感じていました。
テクスチャだけをリアルにしてお茶を濁しているような。これは全く別の世界からでなければ破ることはできないのだろうなと思っていました。
それがこのトレーラーで見た限りでは、ポケモンの元ネタ・下敷きとなる動物や、イラストから読み取れる形状を理解しながら再構成されているように思えます。コダックのくちばしの質感とか、プリンの前髪とか、バリヤードの顔(あれは笑ってしまう)とか。

あとはアニメで定着しているポケモンのださい「名前鳴きルール」をガン無視してくれたら自分はそれだけでよくやってくれたと言いたい!
ゲーム内での鳴き声をハイクオリティにするのでも、元ネタに近い動物の鳴き声を元に作るのでもいい。頼んだハリウッド!


2.「名探偵ピカチュウ」をベースに選んだこと
もうずっとしつこく言っているのですが自分は、ポケモントレーナーとしてポケモンを使役する話でありながら、ポケモンとの絆を強調する原作に疑問を感じ続けています。
ポケモンが道具と大差ない扱いであった赤・緑はもちろんのこと、最新作のサン・ムーン世代ではずいぶん地位や描かれ方は良くなっているのですが、「トレーナーの人間が(一方的に)ポケモンを捕まえる、命令する/ポケモンが従う」という関係に変わりはないため、そこに絆や愛情があるみたいな演出に返って欺瞞を感じてしまうのです。
そういうのがあって、自分とパートナーの立ち位置が同じであり、互いの意思疎通があり、戦う時も一緒の不思議のダンジョンシリーズの方がずっと好きというわけです。
以前こういうことを熱弁したら、友人に「(ブラック・ホワイトの)Nか!」と言われて我に返って笑ってしまいましたが。ポケモンはトモダチ、道具じゃないってか…
ポケモントレーナーとそのポケモンという関係は、ゲームシステム的には面白くても、映画にするとつまらないだろうなとも思いました。
実は昨年の映画の「キミにきめた!」は誘われて観たのですが、やはり率直に言ってつまらなかったので…。この話も別にまた書こうかな。

というわけで、従い従わせるといった関係ではなく、主人公とピカチュウが意思疎通ができ、バディものでもある「名探偵ピカチュウ」を選んだのはナイスだと思いました。
外見は可愛いがその中身は年相応にシリアスというキャラも魅力的である。思えばズートピアにもその要素があった。
幼く可愛らしく自分だけに献身的な都合のいい存在なんてものは幻想なのだよ。


3.おっさんのピカチュウ
2の派生になりますが、おっさんピカチュウというキャラは良いと思うのです。TEDとかにも言えるかもしれないことですが。
なんというか、どんな生き物にも年齢に応じた性格の変遷があるということを気づかせてくれるきっかけになり得る。
普段の生活の中で犬や猫を見ても、それを見慣れた人でない限り年齢を読み取ることはできません。
他種である生き物はそれが何歳であっても、見た目にあまり違いがわかりません。羨ましいことに。
でも生きている以上必ず歳はとる。その中身は性格は、ちゃんと年齢に応じたおばさんおじさんかもしれないんですよね。
無邪気なあの犬も気ままなその猫も実は精神年齢はずっと上で、こちらが機嫌をとって撫でているつもりが、逆に自分を撫でたい人間の機嫌をとってくれているのかもしれない。こっちが気遣われているのかもしれない。
トレーラーでも、ピカチュウの言葉がわかる主人公以外の人物が、おっさんピカチュウを「普遍的な無邪気で可愛いピカチュウ」と見ている描写がありました。
そうそうそういうのが見たかったんだよ!!(謎の熱の入りよう)
個性を認めるということは、その者の表向きの姿から一歩踏み込み、決して快いだけではない領域を知り受け入れる覚悟が必要なのである。
自分が何かしらの形で表現したいと考え続けているテーマの一つに「人間を含む他者との関わり方」があるので、良い気づきを得られそうな予感がしました。


トレーラーから期待できそうな印象を受けたので、ぜひとも観ようと思います。
いざ観たら個人的にガッカリになるような要素は、差別意識丸出しだったり悪役の言動・動機がチープだったりとか、余程のことがない限り無いように思われるので。
またその時は感想を残して、この記事で書いた感じと比べてどうだったか読んでみるのも面白そうです。

とか長々書いといて原作のゲームは発売日にDLしたまま未プレイなんですよね。
説得力ねえ〜!投稿ボタンを押した後早速やってみます。


追記にコメントのお返事です。
じゃんだら琳さん、色葉さん!どうもありがとうございました!^^
EDIT  |  19:42 |  日常  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
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