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2019.06/07(Fri)

われはこえゆくかえりみず 

好奇心の勢いで唐突に買い、駆け足で一人用モードばかり進めていたSplatoon2、オクト・エキスパンションの隠しボス戦もクリアしたのでオンラインに加入してみました。
そう…スマブラを早くに持っていながら今までオンライン未加入だったのです。

↓こんなのを投稿してます
agent8.jpg
タコガールのビジュアルを見て連想せずにはいられなかった

その現実を踏まえて…
田舎からハイカラスクエアに出てきた足で訳もわからんままNewカラストンビ部隊に勧誘されてしまい、任務達成後も武器テストにかかりきりでナワバリバトルさえしたことない対人ビビリの4号と、
それと同時期に約束の地目指して真面目にテストをこなし続けてなんやかんやあって地上に脱出してきたけど、心の中のヒーローを超えるまではと遊びは保留にしていたストイックな8号、
集結したNewカラストンビ部隊メンバーに「最近スクエアに来た同い年同士なら気が合うっしょ!じゃあイカよろしく!」と雑に放り出されてぎこちなく友達になり、ガイド片手に街歩きを始めるふたりは14歳☆
…というイメージ&設定です。長い。

f_f_faraway.jpg
上げてから気付いたけど4号がプロフィール画像のヒトカゲのコスプレみたいになってしまった

フェスも残り2回と聞くし、2年続いたアクティブなイベントは終わろうとしているようですが(なんとサイクルの早いことよ)、滑り込みのようにでも次回作を始める前に物語が大きく動いた2のストーリーモード2つを自分の手で体験しておけてよかったです。

主人公の4号と同じく、前知識のないままヒーローモードで初めてオクタリアンに遭遇してから、インクリングよりもむしろオクタリアンのことが気になりっぱなしでした。
一般兵とタコゾネスのようなヒト形態になれる個体の違いは?地下社会の様子は?義務教育の内容とは?パンクなファッションは制服的なものなのか?賢い割に将軍がいまいちマヌケっぽいのはなぜなのか!?
ハイカラウォーカーや資料集を読めば詳細がわかるんだろうか。
いつもタコゾネスと戦うステージで妙にウキウキするんでなんでだろうと思ったら、高笑いを聞くのが好き(?)というのもある他に、専用BGMが阿波踊りに似ているからなのかもしれないと思い当たりました…(地元民)
音階というか導入部が特に似ているように感じる…

Tacozones Rendezvous


阿波よしこの


そんなに熱心に見ない勢の自分の魂にもヨシコノ節のグルーヴが刻まれているというのか…⁉︎


愛しのオクトパス―海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界
以前↑この本を読んだので、現実のタコの性格や生態については少しだけ知っているつもりですが、イカについてはあまりよく知らないままです。ナショナルジオグラフィックとかダーウィンが来た並みのドキュメンタリーでしか知らない。
タコは賢いということで注目されていて知能や意識感情関連の研究が盛んな印象がありますが、イカはどうなんでしょう。Splatoonを機に頭足類の本を探して読んでみるというのもいいかもしれない。
前述の本はノンフィクション作家の女性とメスのタコ達の交流録といった内容でした。
所々に西洋人のキリスト教的な世界観が透けて見えたり、哺乳類慣れした人によくある触りたがりなところが感じられたり、人間の話はいいから早くタコの話をしてくれ!って感じにじれったい章もあったりしますが、タコの特徴や性格やどういう行動をとるのかを知ることができて興味深かったです。
知的で好奇心旺盛で向こう見ずで、見かけ以上に機動力があって脱走がうまく、よく施設からの逃走の過程で事故に遭って死ぬ…という顛末の話などはオクト・エキスパンションの8号のあれこれを思い起こさせられます。
これを読んでいて気づいたけれども、自分が好きな要素のひとつに異種族の♀同士の交流というのがあるな…
読みやすいので興味がある方はぜひ手に取ってみては。


さらにごく個人的な思い出メモも残しておこう。
シオカラーズとはまた違って洋楽感漂うテンタクルズの歌声を聞いていると、オクトでのノスタルジー煽る要素と相まってか、十代の頃に聞いて耳に残っている歌を色々と思い出します。

Sarina Parisの「Just About Enough」

もうあんたにはうんざり、サヨナラ…という内容の歌。
未練なく吹っ切れた感じがイカ的である。

Smile.dkの「Butterfly」

理想の人を探して遠い異国へ…という内容の歌。
夢見がちで乙女チックなのでこれはタコだ。

それから、オクト・エキスパンションのトレーラーを見て思い出したものもありました。
トレーラーはこちら↓


からの
A-beeの「Cloud Nine」

もうあなたとの関係は終わり、自由になりたい…という内容の歌。
PVに見られるトレーラーとの共通要素や内向的なアプローチがタコ的。

Mylène Farmerの「Désenchantée」

絶望の世の中に救いはないのか…という内容の歌。
アンニュイな歌詞に対して、PVの徒党を組んで暴動を起こすという外向的アクションがイカチックで面白い。さすがフランス。
ラストの茫洋呆然としたシーンと曲がとても好きです。

こうして見ても、ここに挙げなかった例を見ても、自分が好きになる歌の内容の破局or逃げ出したい率は異常です。ショッギョムッジョ!
記憶喪失→思い出す、という物語も異様に好きだったりするし。
そういうわけで特にオクト・エキスパンションのあれやこれやは個人的に刺さったわけなのでした。


いつにもましてとりとめのないメモになってしまった。
まあいいか、読み返しこそしないけどここはもはや自分の回顧ログだ…
前の記事に拍手ありがとうございました!
EDIT  |  21:22 |  ゲーム  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.05/18(Sat)

ことのてんまつみとどけて 

3月に何か更新していた気がしていたのに2ヶ月空き⁉︎
あっという間にだいぶ間が空いてしまってました。春は気ぜわしくて時間が経つのがすぐですね…
連休は掛川花鳥園でエミューにおやつを貢いだり、長らく気になって仕方がなかった岐阜県の養老天命反転地に行ったりとあちこち回れて愉快な日々でした。また行きたい場所が増えた。
もうだいぶ経っていますが、一次サイトにこの冬のイタリア旅行日記を追加しましたので暇つぶしにでもどうぞ。


detective_p_crisis.jpg
一度言ってみたいセリフである

今をときめく「名探偵ピカチュウ」を観てきました。
観たのは字幕ですが、吹き替えのローカライズがどうなっているのかも気になるのでそっちも観そうな気がします。
以前の記事でも書いた通り、3DSのパッケージ版より前に出た3章まで収録の「名探偵ピカチュウ 新コンビ誕生」はプレイ済みでしたが、パッケージ版は未プレイなので、設定や物語の流れは途中までしか知らない状態での映画鑑賞でした。
以下ネタバレにならない程度の感想。

ざっくり言えば設定や物語は結構大味でツッコミどころ色々(笑…)でしたが、映像表現はさすがのハリウッドという感じでした。
ポケモンのフォルムはもっと頭と目玉が巨大な原型を崩して元ネタ生物に寄せてもいいと思いましたが、そこは株式会社ポケモン側からストップがかかったのだろうか。
中には不自然なアニメ式のポケモンの名前鳴きもあって拍子抜けしましたが(コダックはアヒルの鳴き真似とかでいいだろうよ)、そこまで耳につきはしなかったかな。
構成の都合上ゲームと違ってピカチュウが探偵してない点はそっとしておくべきか…個人的に一番気に入ったのはバリヤードの場面です!
ゲーム中でも薄々予想してはいましたが、おっさんピカチュウはやっぱりそうなのかという感じで、この映画が答え合わせということになるのでしょうかね。
数年前にNHKのポケモン製作陣のドキュメンタリー番組内で目にした、表情キャプチャーの実験で生まれた悪い顔のピカチュウがおっさんピカチュウとして世に出たのを見、それを原作にしたハリウッド実写映画の制作が発表されたのに驚いた、その経緯があったのでなんとなく見届けた感があり満足です。
普通におもしろく、観ておいて後悔はしないのではと思います。
そして自分はゲームの未確認ストーリーが気になりだしてしまったので、パッケージ版もいずれ買ってクリアしたいと思いました。思う壺だな!


話は変わって、今更に、実に今更ながらSplatoonが気になって仕方がなくなってきています。
Wii:Uであった発売前の試遊イベントには参加していたもののなんとなく乗り遅れたまま手を出さず、Switchも発売から1年以上経ってから手に入ったくらいだったので2も持っていないのですが…。
実家で弟が持参していたSplatoon2の様子を見たり、ハイカラウォーカーを広げつつ勧められたりの布教を受けて、やっぱり面白そうな世界観だよなと開発インタビューを読み、プレイ動画を見、情報を調べて回ったり…
 →5/20 結局とうとう2を買いました
  →5/25 ヒーローモード・DLCともクリアしました。後日別記事で感想書くかも

ポストアポカリプスでフューチャーイズワイルドなことは知っていて興味は持っておりつつも、全体に漂うティーン向けっぽい陽の気に馴染めなさそうかな〜などと思っていたのですが、オクト・エキスパンションで見られる薄暗さともののあはれとポエトリーに惹かれてしまった。
明るいヒーローモードも面白かったし、それとは対照的に暗めで内的、でもここぞという場面では情熱的なDLCも印象に残りました。
自分に待ち受ける運命も知らずに、暗い海底でいつしかと夢見ている囚われの蛸…はぁ〜いとあはれなり!
任天堂がたまにやる、ゲーム開始時に物語を総括・体現したような短歌が流れる演出が好きなのですが、ここでもなんとうまく使われていることか。
京都という立地、カルタ会社という歴史をフルに生かした憎い演出です。
王道SF、日本文化、滑稽な残酷さ、哀愁、無常観、詩歌、韻文、オマージュ、ノスタルジー、音楽……教養人の仕事にしびれるぜ…!
芸術や思想の表現メディアとしてのビデオゲームの可能性を感じました。
年取って、だんだんと遊びそのものよりも世界観や物語や思想の表現の方ばかり注目してしまうようになりましたが、ゲームバランスとしてもすごいよなと見ていて思います。
仕事でSplatoonに関する企画絵を描く依頼が回ってきたときには、もしプレイしていればノリノリで楽しんで描けていたろうに!と悔やみながら、職場にいたプレイヤーにネタ出しを協力してもらったものでした。
ただでさえ今の自分にはついていけるかわからないテンポの早さのゲームで、過去作のネタがわからないもどかしさも大いにあろうと思いますが、次回作が出たら今度こそは発売日から始めてみたいなと思っているのでした。


前の記事に拍手とコメントをどうもありがとうございました!
遅くなりましたが追記にコメントのお返事です。
EDIT  |  02:20 |  日常  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.02/16(Sat)

テンカイまではまだとおく 

1月末から2月初めまで、イタリアに一人旅行してきました。
海外に一人で行くのは初めてでしたが、意外と日本でいる時と変わらない感覚であちこち行けるものでした。
自分が普段から警戒しすぎなだけなのか…?
自分の判断次第でどう動いてもいいという自由度が癖になりそうでした。
一次創作の方でまた旅行メモをまとめるつもりなので、できたらまたこちらでも書こうと思います。


ゼルダの伝説夢をみる島がリメイク!予想してなかっただけに驚きでした。
しかも3DSじゃなくてSwitchなんですね。ミニチュアのおもちゃを眺めているようなこの画面…なるほど。
「新しく生まれ変わる本作にどうぞご期待ください」…
純粋なリメイクなのか、神々のトライフォース2のようにリメイクと見せかけた新作なのかわかりませんが、あのドット絵ゆえの制限された表現がいい味を出していたと思われる演出の数々はどうなるのか、気になります。


sea_of_sky.jpg

それとは別に関係ない問わず語りですが。
横スクロールゲームを見ると、「伝説のスタフィー」シリーズはどこへ行ってしまったのだろうか…とよく思い出します。
自分が小学生だった頃のゲームなので、もはやレトロゲームといってもいいのかもしれません。
最後作は2008年に出た5で、それ以来新作は作られていません。
それまでは2年毎くらいに新作が発表されていたにも関わらずです。

理由はなんとなく察しはつきます。
世にいくらでもある横スクロール型ゲームの中で、特にこれといった目新しい要素もなかったため、わざわざ今開発する意味がないと判断されたんだろうということ。
GBAで出た3作は正当に新要素が増えていっていたが、新ハードDSに合わせるために無駄に3DCGの仕掛けを取り入れなければならなくなり、迷走したのであろうこと。
実際4でのシステムは難易度を下げすぎることになり、5では謎のパペット風公式イラストが採用されて世界観がよくわからなくなっていた。
あれは何のためだったのでしょうか…そんな部分で奇をてらう必要はなかったはず。
GBAの雰囲気をそのまま継続してくれればよかったのに…というのはGBA版が好きなだけの素人考えかもしれませんが。
5で初めて海外に輸出もされたのでしたが、わざわざパペット風にされたキャライラストが特に可愛くもなく(これ重要問題だと思う)、スマブラにアシストキャラとしてちょっと顔出しできるようになった程度の結果にしかならなかったという結末に終わってしまったのは残念でした。
あのドット絵とBGMとかすかに関西ノリが入ったネタに世界観、珍しいアニメCMに主題歌、独特の塗りが上品な感じの公式イラストが好きだった者としては、なんとかシリーズを復活してもらえないものかと思い続けています…。




そんなことを考えながら3DSでVCを眺めていたら、海が舞台の横スクロールを見つけて気になり、買ってみました。
Ecco the Dolphin」(1992)です。元はメガドライブで出ていたようですね。
グラフィックはドットながらリアル調で、イルカが主人公のシリーズです。
90年代〜00年代ってイルカがすごく流行っていた印象がある。
プレイしてみると操作やシステムが難しいと評判だった理由がすぐ感じられましたが、こういうのがあったんだなと気になり、任天堂機に移植されていない続編についても情報を集めてみていました。
そしてYouTubeで最後作「Ecco the Dolphin Defender of the Future」のプレイ動画をずっと追って見たのでした。
横スクロールから3人称視点3DCGになっている!グラフィックは時代を感じるが悪くない!そしてBGMがすごい良くないか!
ストーリーはシリーズ通してなかなかのぶっとび具合ですが、ゲームシステム変更がありながらも同一シリーズ感を残していて、いい落とし所を見つけているように思われました。難易度は相変わらずのようですが、ハードが手元にあったらやってみたいくらい。
アトランティスとか遺跡とか海底神殿とか…好きですこういうのな!



この「Hanging Waters」というステージを見て、スタフィーの「そらの海」ステージなんかを3DCGでやったらまさにこんな感じだったろうなと思ったのでした。
もしもスタフィーの新作が開発されるとしたら、可能性ある選択肢の一つにこの方向性があるのではないか…とちょっと思ったものの、エコーザドルフィンのようにスピード感を売りにしているわけではないからやっぱり無理か。
せめてGBA版の3作を携帯機のVCに追加してほしいものです。まだカセットの電池は残っているのだろうか。
今Switchにおいても極めてクラシックな横スクロールでありながらキャラクターや世界観の魅力で押し切っている作品が普通にあるのを見ると、無理に新しいことしなくていいからもう一度あのシリーズを見たいなとも思うのでした。
EDIT  |  17:23 |  ゲーム  | TB(0)  | CM(1) | Top↑
2019.01/16(Wed)

ひなをつれたるわたりどり 

following.jpg

MIDIページにメトロイド サムスリターンズ「ベビーメトロイド」追加しました。
メトロイド サムスリターンズ100%クリアの記念に。
ずっと昔にメトロイド2でのベビーメトロイドの耳コピBGMも作ったことがあったので、今作でのリメイク仕様がどうなっているか密かに楽しみにしながら進めていたのでした。
ここにも圧縮版mp3を置いておきます。せっかくなのでGB音源版と一緒に。

♪サムスリターンズ版(3DS)

♪Return of Samus版(GB)

同じ短いメロディーの繰り返しからなる曲ですが、耳コピのために何度も聴いていると工夫が詰まったBGMだなと感じました。
音がしきりに左右に振れるのはサムスの周りを漂っている様子の表現だろうし、バックでずっと鳴っている不思議な音は赤ん坊の泣き声のようにも思われます。
かすかにクイーンメトロイド戦のBGMの最初の方に流れるメロディーが混じっていたりするのも、Other Mで判明した事実の伏線っぽくて趣深い。
今回は一部のパーカッション以外全部Logic音源で作ってみました。膨大な音源ライブラリの海で少しでも似ている音を探すのが何より大変だった…。
ループ仕様にするつもりでしたが、曲の終わりを自動的にいい感じに処理してくれていたのでそのままにしておきました。
再現しきれていないので、ぜひプレイして原曲も聴いていただきたい。


更新ついでに、変な切り口からの感想のようなメモを残す。
メトロイドシリーズにおいて自分が面白いと思っているのは、デザインや舞台やゲーム性などは極めて男性的と判断されやすい世界観設定にも関わらず、物語としては♀…というか「母」的な要素の存在感が強いところです。
(他にもSF要素や生物学要素など興味深い分野は色々あるけれども、自分がそんなことを語ると知識不足のボロが出るのでやめとこう)
マザーブレインをはじめクイーンメトロイド、MB、SA-X、メトロイドプライム/ダークサムスetc.…真打ポジションの敵役の♀率が高い。
よくよく登場する♂のリドリーは二つ目ポジションに過ぎないという。(例外もありますが)
プライムシリーズを除く本編のストーリーは、超超超意訳した感じでいくと、
リドリー(両親・義父の仇)とマザーブレイン(悪い義母)を討つ
→打倒クイーンメトロイドからのベビーメトロイド(義娘)との出会い
→ベビーメトロイド(義娘)との死別、その仇であるマザーブレインを討つ
→失意が癒えきらない中、アダム(義父)との死別、別の義母娘(MB)の死別を見届ける
→間接的にベビーメトロイド(義娘)に助けられる、ダチョラ・エテコーン(友人?)、アダム(義父)との再会

という風にも見ることができるのではないでしょうか(雑すぎ)。
こう見ると、グレイヴォイスとアダムのような義父的な人間の登場があるのに対し、さらに漫画版内でも実父の描写に対し、実母やそれに代わるものの存在感が異様に薄いのが気になる。
悪い義母マザーブレインと健気な義娘ベビーメトロイドの間にいるサムスが、空席だった母親役の影を背負っていると見ることもできる…?
成長とともにドラゴンのような姿になっていくメトロイドの母親であるクイーンメトロイドを倒してベビーメトロイドと出会うのは、フロイトの「ドラゴンを倒して姫を救い出す=母親を倒して伴侶を得るメタファー説」にも通じそうで、主人公の両性具有的立ち位置もイメージさせて面白いところ。(フロイトの説は全体的に偏見に満ち満ちているのでもはや信憑性は無いと考えていますが)
何が言いたいのやらよくわからなくなってきましたが、サムスの波乱万丈人生における非人間生物の割合が大きく、また種族入り混じる複雑な親娘劇のような関係性が面白く、独特なように感じられるという感想でした。

でも、キャラクターが♀であるからといって「母性」という実際曖昧なものを安易に混ぜ込まないように注意してほしいというのは強く思うところです。Other Mで引っかかったのはそこだ。
ジェンダー関連のデリケートな話題に関しては、現在の任天堂はまだ慎重な方だと思っているのでそこまで心配はしていないものの、日本は母性神話が根強い社会だという感触があるので警戒してしまう。
今作でサムスがベビーメトロイドと遭遇した状況が詳しく描写されたわけですが、あのシーンの表現はとてもよかったと思いました。
安直に主人公が女で母性が云々〜というよりは、「今の自分とベビーメトロイドの置かれた状況は、かつてのリドリーと自分のそれである(漫画版参照)」と理解したから殺処分するのをやめたという意思が、一瞬挿入されるバイザー越しの視点から感じられるものでした。セリフやモノローグが一切無いのもいとをかし。
出会った後どこにでもついてくる・一緒に探索できるのが愉快可愛いし、その後の予想外の共闘は熱かった!
Other MでのPTSD描写を怪訝に感じていたので、リドリースレイヤーと呼ぶべき迷いのない殺陣に安心もしました…(笑)
今作によって、以降のタイトルのストーリーに十分な説得力が与えられたのではないでしょうか。
人におすすめしたい良作でした。

しかし、メトロイドシリーズにはゼルダの伝説のように設定集や資料集がないので、本編である無印(ゼロミッション)、2(サムスリターンズ)、スーパーメトロイド、Other M、フュージョンをプレイしても、さらに外伝とされるメトロイドプライムシリーズを一通りクリアしても、世界観設定や物語の全貌をつかむのが結構難しいシリーズなのではないかと思います。
自分も、かなり重要な参考資料であるらしい漫画版メトロイドは公式サイトで公開されていた分しか読めていないので、Metroid Wikiメトペディアから補完している状態です。
フュージョンやOther Mは例外ながら、ゲーム内では多くを語らないスタイルで、設定についてはほのめかし程度の表現が多いこともシリーズへのとっつきにくさを強めている理由なのでしょうが、あまりにももったいないと思いますね…。
それでいてどのシリーズにも言えることですが、スマブラで雑めな核心ネタバレテロを食らうことになるのはやるせなさすぎる!
その上本編のストーリーを知られないままキャラ崩壊のお色気担当にされたりするのは失礼すぎる。
原作厨っぽくなってきたのでこの辺にしときますが、間口を広げるとまではいかずとも、ハイラルヒストリア的な資料集くらいは出してもらえたらいいのになーと常々思います。

ついでに今後メトロイドに、時系列的にフュージョン以後の話が語られることはあるのだろうかということも感じます…
今思えばあそこで物語を閉じるのが綺麗すぎて、もうフュージョンに至るまでの間を描くことしかできないのではないだろうかという。
こんな素人感想を裏切って発表されまくったとすれば願ってもないことですが。
ともかく今はメトロイドプライム4を心待ちにするのみ。


弟から紹介されたMAD。ニコニコ動画のアカウント持ってないのでYouTubeより。
ファン精神に溢れていて結果的に宣伝効果もあるいい作品。声出して笑いました。


ところで、今作でのサムスのバイザーの形が特徴的なのが気になっていたのですが(普段がT字型なのに対しY字型)、YouTube上でこのサムネイルの並びを見ておやと思ったのが
thumbnails.png
バイザーがクチバシっぽく見えるということでした。
つまりこういうことだ。↓
birdfaced.jpg

今もChozoとかで検索すると出てくるであろうフュージョンでの設定画の中にも、パワードスーツのフォルムは鳥人族の戦士の鎧を模しているというのは明記してあったので普通にその線はあるのかもしれませんが。
ベビーメトロイドの刷り込み反応とかからもそこはかとない鳥類っぽさが醸し出されているので、親鳥サムスとしての今作のデザインだったら面白いなと思ったのでした。
EDIT  |  20:18 |  ゲーム  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.01/03(Thu)

またあたらしいとしがきて 

夜明けの流星

明けましておめでとうございます。
2018年は自分の生活環境が大きく変わり、更新が止まっていたこのサイトもまた再開させていきたいと思うようになりました。
あまり時事ネタに乗ることはできないかもしれませんが、ゲームを見たり遊んだりしてちょっと考えたことを覚え書きにしておこうというくらいのノリで今年も更新を続けていければと思います。
最低でも月1回更新くらいはキープしていきたいところ!
耳コピ曲作り熱も復活しつつあるので、そちらもまた増やしていければいいなと思っています。

今回は取り急ぎご挨拶まで。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
EDIT  |  22:32 |  日常  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
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